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研究者情報

宮川 幸奈  Yukina Miyagawa

博士(教育学) / 准教授 / 経済学部 経済学科  

学歴
2012年 九州大学大学院人間環境学府修士課程終了
2017年 九州大学大学院人間環境学府博士後期課程単位取得退学
職歴
2013年 九州共立大学非常勤講師「道徳教育の研究」等担当
2014年 九州情報大学非常勤講師「教育哲学」担当
2014年 日本学術振興会 特別研究員・DCⅡ
2015年 九州女子大学非常勤講師「道徳教育の研究」担当
2017年 熊本学園大学経済学部経済学科講師
2021年 熊本学園大学経済学部准教授(現在に至る)
専門分野
教育哲学
研究課題
「自律を目指す教育」に関する自然主義的研究
学部教育担当科目
教育原論A、道徳教育の理論と方法、教育学Ⅰ/現代教育論Ⅰ、教育学Ⅱ/現代教育論Ⅱ
論文
発行物 発行物名 著種 雑誌名・巻号 頁数 発行年
論文 自律を目指す教育に関する自然主義的研究 単著 九州大学大学院人間環境学府 博士論文 2020年3月
論文 自律と他律への導き方―基礎的過程としての叱責の分析を通して― 単著 『教育基礎学研究』第16号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 35-51 2019年3月
論文 道徳授業における言語活動とその評価をめぐって―「拡張された心」の視点から― 単著 『熊本学園大学教職課程年報』第1号 熊本学園大学 19-35 2019年2月
論文 教育目的としての自律に関する自然主義的考察―二重過程理論を通して― 単著 『教育哲学研究』第118号 教育哲学会 56-73 2018年11月
論文 自律と他律の現れ方―意図と理由の空間への参入をめぐって― 単著 『九州教育学会研究紀要』第44巻 九州教育学会 103-110 2017年8月
論文 フーコーの自由概念の射程―権力論における「子ども」と「教育」のとらえ直しに向けて― 単著 『教育基礎学研究』第14号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 33-48 2017年3月
論文 自律と他律の語り方―パラドックスから両義性へ― 単著 九州大学大学院教育学コース院生論文集『飛梅論集』第16号 九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻教育学コース 35-50 2016年3月
論文 <ふり>の教育哲学3.5―道徳教育・舞台・オーディエンスをめぐって― 共著 『教育基礎学研究』第13号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 91-106 2016年3月
論文 <ふり>の教育哲学2.5―日本教育学会第73回大会ラウンドテーブルの報告と、今後の展望― 共著 『教育基礎学研究』第12号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 59-75 2015年3月
論文 <ふり>の教育哲学1.5―九州教育学会ラウンドテーブル報告と今後の展望― 共著 『教育基礎学研究』第11号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 61-75 2014年3月
論文 「責任のある存在」を可能にするもの―「能力の獲得」から「二重の否定」へ― 単著 『教育基礎学研究』第11号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 35-50 2014年3月
論文 「責任ある存在」の虚構性をめぐって―大人になることの一側面― 単著 『九州教育学会研究紀要』第38巻 九州教育学会 135-142 2011年8月
辞典 教育哲学事典(担当:「学校批判と近代社会批判」) 共著 丸善出版 184-185 2023年7月
その他 2022(令和4)年度「教職実践演習(中・高)」の取り組みと課題―模擬授業実践会を中心に― 単著 『熊本学園大学教職課程年報』第6号 熊本学園大学 21-33 2024年2月
その他 叱ることと自律のメカニズム 単著 『教育と医学』第72巻1号(2024年1・2月号) 34-40 2024年1月
その他 2020(令和2)年度「教職実践演習(中・高)」の取り組みと課題 単著 『熊本学園大学教職課程年報』第4号 熊本学園大学 37-48 2022年2月
その他 教育哲学研究は道徳教育にどう貢献できるか 共著 『教育哲学研究』第121号 教育哲学会 167-172 2020年5月
その他 自律を目指す教育に関する自然主義的研究(博士論文公聴会資料) 単著 『教育基礎学研究』第17号 九州大学大学院人間環境学府教育哲学・教育社会史研究室 33-45 2020年3月
著書
発行物 発行物名 著種 出版社 頁数 発行年
著書 自律を目指す教育とは何か――自然主義的な教育哲学の試み 単著 春風社 2022年2月
著書 道徳教育の理論と実践(担当:理論編第3章「西洋思想における道徳観」) 共著 大学教育出版 31-44 2018年5月
著書 子ども論エッセンス―教育の原点を求めて―~すべての子どもに権利・人権を保障するとは~(担当:第1部Ⅱ「子どもってなんだろう」) 共著 花書院 6-9 2015年4月
学会発表
学会名 開催場所 発表内容 発表日付
日本道徳教育方法学会フォーラム「道徳科への期待―その現状と改善への糸口―」 兵庫教育大学神戸キャンパス 教育哲学等の立場から―いい加減の道徳教育方法論のために― 2024年2月23日
日本道徳教育方法学会第7回オンラインセミナー「道徳科における“学び”-令和の日本型学校教育とこれからの道徳(科)教育」 オンライン 自己調整学習と道徳科における“学び” 2023年2月23日
九州教育学会第74回大会 オンライン 「答えが一つではない道徳的な課題」に向き合う道徳教育とは何でありうるか[ラウンドテーブル] ※司会 2022年12月4日
教育哲学会第65回大会 慶応義塾大学 学習者の自律を目指す心理学的学習論に関する一考察―自己調整学習に着目して― 2022年10月23日
教育哲学会第62回大会 広島大学 教育哲学研究は道徳授業にどう貢献できるか[ラウンドテーブル] 2019年10月13日
九州教育学会第70回大会 南九州大学 叱責の効用―「自律を目指す教育」の基礎的過程に関する分析― 2018年11月18日
九州教育学会第68回大会 熊本大学 自律と他律の現れ方―意図と理由の空間への参入をめぐって― 2016年11月27日
日本教育学会第75回大会 北海道大学 「<ふり>の教育哲学の射程」[ラウンドテーブル] 2016年8月23日
九州教育学会第67回大会 名桜大学 「<ふり>の教育哲学3.0」[ラウンドテーブル] 2015年12月6日
日本教育学会第74回大会 お茶の水女子大学 フーコーの主体論に関する一考察 2015年8月30日
日本教育学会第73回大会 九州大学 「<ふり>の教育哲学2.0」[ラウンドテーブル] 2014年8月22日
九州教育学会第65回大会 佐賀大学 「ふり」の教育哲学Ⅰ[ラウンドテーブル] 2013年11月24日
教育研究国際フォーラム(韓国・公州大学校師範大学招聘) 九州大学 責任の虚構性に関する研究―自律について再考するために― 2013年4月20日
教育哲学会第55回大会 早稲田大学 「責任ある存在」を可能にするもの 2012年9月16日
九州教育学会第62回大会 九州大学 「責任ある存在」の虚構性をめぐって―大人になることの一側面― 2010年12月11日
所属学会
教育哲学会、日本教育学会、九州教育学会、日本道徳教育方法学会
受賞状況
2012年3月 平成23年度人間環境学府長賞・特別賞(九州大学大学院人間環境学府)
助成関係
助成区分 課題名 助成期間 助成額
行政(国・地方自治体) 【科学研究費助成事業:若手研究】「自律を目指す教育」に関する自然主義的研究―情動の合理性に着目して― 2019年4月~ 2022年3月
行政(国・地方自治体) 【科学研究費助成事業:研究活動スタート支援】進化的アプローチによる自律・責任概念の研究 2017年8月~ 2019年3月
行政(国・地方自治体) 【科学研究費助成事業:特別研究員奨励費】自律の虚構性に関する研究―M.フーコーの「分割する実践」を手がかりに― 2014年4月~ 2016年3月
資格免許
高等学校教諭一種免許状(地理歴史)

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