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研究者情報

高林 秀明  Hideaki Takabayashi

博士(公共政策学) / 教授 / 社会福祉学部 社会福祉学科  

学歴
1993年 同志社大学文学部社会学科社会学専攻卒業
1996年 同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻前期博士課程修了 修士(社会福祉学)
2021年 熊本大学大学院社会文化科学教育部博士後期課程修了 博士(公共政策学)
職歴
1996年 兵庫県社会福祉協議会主事
1998年 県立広島女子大学生活科学部講師・(2002年〜)助教授
2005年 熊本学園大学社会福祉学部助教授(2007年~ 准教授・職名変更による)
2013年 熊本学園大学社会福祉学部教授 現在に至る
2021年 熊本学園大学大学院社会福祉学研究科教授 現在に至る
2021年 国立民族学博物館 共同研究員(兼務)
専門分野
地域福祉論、生活問題調査、社会福祉学
研究課題
1.社会福祉の取り組む課題としての生活問題の調査・研究方法
2.生活問題の対策体系とその中での地域福祉の位置・役割の理論化
3.障がいのある人とその家族の生活問題とその対策体系
4.誰もが健康で安心して暮らせるまちづくりと地域福祉による実践方法論
5.自然災害と社会・人間の脆弱性・被傷性・レジリエンスに関する事例調査

 私が社会福祉を学ぶ上で大切にしていることは、地域で暮らしている人たちの思いや願いです。そのためには、実際に地域や家庭に足を運んで対話によって「くらしの声」を聴き取る作業(調査活動など)が不可欠だと思っています。
 私は、子ども・高齢者・障害のある人や働く人たちとその家族にとっての健康と生活にかかわる具体的な事実と生の声をもとに、生活問題が生じるメカニズムをつかみ、それを解決する社会的な諸条件を考えています。コツコツ取り組めば何ごとも少しずつ身につくという思いで…。
 地域にはいのちのふれあいの確かな手ごたえと感動があります。そして、必ずやそこに私たちの「共通課題」の発見と、自分の人生のテーマとの出会いがあると信じて、またそういう未来に自分を賭(か)けてやっています。
 学生の皆さん、地域に出て、「くらしの声」に学ぶことは、テマヒマかかりますが実際にやってみると楽しいですよ。これまで菊陽町と水俣市、熊本市、天草市などで、学部生・院生・地域住民等約30人がチームになって6泊7日泊り込んで生活実態調査を行いました。チャンスがあったらぜひ参加して下さい。また、これまで、熊本県内でのホームレス実態調査や建設労働者の生活実態調査、熊本市内で国民健康保険加入世帯等の健康調査、五木村での生活実態調査、長崎での「被曝体験者」調査、熊本地震のみなし仮設の生活実態調査などにも取り組みました。私のフィールドは、熊本県内はもちろん、福岡県の田川や大牟田などの旧産炭地や沖縄県の離島、岩手県の農村、北欧、オセアニアなどに広がってきています。
 追記:熊本地震以降、熊本豪雨においても、学生とともに被災者・被災地の支援活動を継続的に行っています。
 災害支援については、熊本学園大学社福災害学生ボランティアグループのFBをご覧ください。  
 → https://www.facebook.com/shahukusaibora
 災害支援を含む私自身の社会活動等についてはこちら(FB)を参照ください。
 → https://www.facebook.com/hideakitakabayashikgu/
学部教育担当科目
地域福祉論
ボランティア論
ソーシャルワーク方法論
ソーシャルワーク実習指導
ソーシャルワーク実習
社会福祉入門
入門演習
卒業演習
大学院教育担当科目
地域福祉論専門研究(修士課程)
地域福祉論専門研究演習(修士課程)
社会福祉学特殊講義Ⅶ(地域福祉論)(博士課程)
課外活動サークル指導
準硬式野球部部長
熊本学園大学社福災害学生ボランティアグループ顧問(FB)https://www.facebook.com/shahukusaibora
論文
発行物 発行物名 著種 雑誌名・巻号 頁数 発行年
論文 自治体職員における制度運営の実態とディレンマの構造 −熊本豪雨の住家被害認定調査の事例から 単著 熊本学園大学論集『総合科学』第28巻 第1号 (通巻53号) 9-30 2022年12月
論文 コロナ禍における災害ボランティア活動の課題と教訓 ー熊本豪雨災害の 11 ヶ月の経験から 単著 日本災害復興学会誌 『復興』 通巻 第 26 号(Vol.10, No.3) 日本災害復興学会発行 15-26 2021年9月
論文 制度は連帯をいかに促進するか―社会政策の普遍主義 単著 博士論文(公共政策学)、熊本大学大学院社会文化教育部博士後期課程 2021年3月
論文 制度はいかに連帯を促進するか―社会福祉学への示唆 単著 『社会福祉研究所報』第48号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 35-57 2020年3月
論文 制度・政策による被災者の生活・健康の悪化:熊本地震三年の「自治なき復興」 単著 『前衛』2019年9月号、No.978 220-231 2019年9月
論文 熊本地震における借上型(みなし)仮設の生活再建の課題-孤立を克服するための政策提言 単著 『震災復興の社会経済システムに関する研究』愛知大学中部地方産業研究所 31-40 2019年3月
論文 沢内村の「ゾーンディフェンス」の地域医療・地域福祉に学ぶ -「我が事・丸ごと」の問題と「建設的普遍主義」の実践 単著 熊本学園大学論集『総合科学』第24巻・1号 熊本学園大学総合科学研究会  37-64 2018年12月
論文 ライフ(life)の視点からみた熊本地震の被害実態と復興施策の課題 単著 『地域経済学研究』第33号 日本地域経済学会 45-55 2017年8月
論文 社会保障の介在とアイデンティティの変容-沖縄の精神障害者のインタビューから 単著 熊本学園大学論集『総合科学』第21巻第2号 熊本学園大学総合科学研究会 19-43 2016年3月
論文 地域と文化、社会保護としての社会保障-沖縄の精神障害者の語りから 単著 『社会福祉研究所報』第43号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 15-36 2015年3月
論文 国民健康保険の実態と課題―熊本市の国保改善運動から 単著 『社会福祉研究所報』第42号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 1-21 2014年3月
論文 日本の保育政策と新制度の問題(下)―子育て家族のライフストーリーから 単著 月刊『保育情報』No.443 2013年10月、 全国保育団体連絡会 3-10 2013年10月
論文 日本の保育政策と新制度の問題(上)―子育て家族のライフストーリーから 単著 月刊『保育情報』No.442 2013年9月、全国保育団体連絡会 3-10 2013年9月
論文 知的障害者と家族の老いと暮らし―その社会的地位と社会保障の課題 単著 『障害者問題研究』第41巻第1号(通巻153号)全国障害者問題研究会 10-17 2013年5月
論文 構造としての半失業―沖縄の精神障害者の経験― 単著 『社会福祉研究所報』第40号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 23-66 2012年3月
論文 なぜ孤独死は増え続けるのか 単著 『大阪保険医雑誌』 大阪府保険医協会 14-17 2011年6月
論文 産業公害による被害と生活問題の構造:水俣市民の実態調査から 単著 『グローバル化する九州・熊本の産業経済の自立と連携』日本評論社 所収 285-303 2010年6月
論文 失業・地域・貧困化と地域福祉―宮古島の精神障害者調査から― 単著 『社会福祉研究所報』第37号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 1-47 2009年3月
論文 精神障害者と家族の生活問題の構造―社会保障・社会福祉の対象課題として― 単著 熊本学園大学論集『総合科学』第13巻第2号(通巻第26号) 69-98 2007年4月
論文 障害者と家族の生活実態からかけ離れた自立支援法―熊本調査を通して― 単著 『社会福祉研究所報』第35号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 19-55 2007年3月
論文 社会福祉は「権利擁護」にどう取り組むか―オンブズマンからみた権利侵害の実態と構造 共著 『社会福祉研究所報』第34号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 1-21 2006年3月
論文 「強度行動障害」の研究と地域生活保障の課題 単著 『障害者問題研究』第33巻第1号 全国障害者問題研究会 27-35 2005年5月
報告書 「水俣病特措法」対象外地域の メチル水銀ばく露と健康・生活に関する実態調査 報告書 編著 熊本学園大学・熊本大学合同 天草市倉岳町調査チーム 1-84 2022年12月
報告書 聞き書き 熊本地震後の生活 ー菊陽町「被災者と住民の地域交流プロジェクト」報告書 編著 菊陽町地域支え合いセンター/菊陽町社会福祉協議会 1-29 2019年12月
報告書 熊本のホームレスの実態と課題 編著 熊本県ホームレス自立支援モデル事業検討委員会 2010年3月
報告書 県都熊本市における地域福祉の課題と条件 編著 熊本市社会福祉協議会 2009年
報告書 重度・重複障害者と家族の生活実態―障害者自立支援法の制度改善に向けた生活実態調査報告書 共編著 きょうされん 2008年
報告書 水俣市民の生活実態 編著 熊本学園大学水俣学研究センター 2008年
報告書 発達障害児・者と家族の生活実態と対策の課題 共編著 滋賀県東近衛地域障害児(者)サービス調整会議発達障害部門 2008年
報告書 都市近郊自治体の地域福祉の課題と条件 編著 菊陽町社会福祉協議会 2006年
報告書 「孤独死」―いのちの保障なき「福祉社会」の縮図 共著 生活問題研究会 1997年
記録 「手足のしびれ」6.5倍、魚介類の摂食「毎日」8.5倍 ー「水俣病特措法」対象外地域である天草市倉岳町のメチル水銀ばく露の実態 単著 『暮らしと自治 くまもと』2023年2月号 1-5 2023年5月
記録 コロナ禍における熊本地震5年と熊本豪雨1年の現状と課題 単著 『住宅会議』114 日本住宅会議 6-9 2022年2月
記録 社会保障と政治を変えるためのアイデア:政府の質こそ重要 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年10月号 1-3 2019年10月
記録 熊本地震からみた社会保障・社会福祉の課題と展望―選別主義から普遍主義へ 単著 「月刊 ゆたかなくらし」全国老人福祉問題研究会 本の泉社 2019年4・5・6月 4-9 2019年6月
記録 被災者の健康・生活の実態と自治体の役割 単著 『2018年度 活動報告集―シンポジウム・研究会』日本自治学会 52-62 2019年5月
記録 被災者の置かれている現状-みなし仮設住民の「震災関連疾患」の広がり 単著 『住宅会議』101 日本住宅会議 20-21 2017年10月
記録 地域を変えるための自治体の責任とは―住民自治と普遍主義の政治・行政 単著 『暮らしと自治 くまもと』2017年7月号 1-4 2017年7月
記録 住民自治の避難所運営-熊本地震後3週間の地域拠点の実践 単著 『暮らしと自治 くまもと』2016年12月号 1-4 2016年12月
記録 地域医療と国保―全住民の医療保障を求めて(第41回社保学校講演記録) 単著 『社会保障』中央社会保障推進協議会 26-33 2014年1月
記録 失業問題としての障害者問題 単著 『社会福祉研究所報』第38号 2009年度公開研究会記録 熊本学園大学付属社会福祉研究所 65-97 2010年3月
記録 地域から見た貧困と地域福祉(座談会) 分担 『経済』2008年 No.151 新日本出版社 138-159 2008年4月
記録 生活問題の調査・研究の方法と課題  単著 『社会福祉研究所報』第35号《2006年度第2回公開研究会記録》 熊本学園大学付属社会福祉研究所 97-141 2007年3月
研究ノート 熊本豪雨による被災者の生活再建の課題~コロナ禍のもとでの大規模災害~ 単著 『ゆたかなくらし』No.464 、全国老人福祉問題研究会 42-47 2021年3月
研究ノート 熊本豪雨の被災者の避難生活の現状と課題 単著 『季刊 消防防災の科学』No.143 2021冬季号 消防防災科学センター 47-50 2021年1月
研究ノート ●みなし(借上型)仮設の健康・生活と復興施策の課題-熊本地震2年半の「隔離」- 単著 『社会福祉研究所報』第47号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 111-131 2019年3月
研究ノート 熊本地震後の被災者の健康悪化と復旧・復興の課題 単著 『熊本地震に関する調査研究報告書-被災から学び、復興を考える』京都大学公共政策大学院震災復興研究会 19-27 2017年6月
研究ノート 事例からみる被災者の心身の健康と避難生活 単著 『熊本地震に関する調査研究報告書-被災から学び、復興を考える』京都大学公共政策大学院震災復興研究会 28-40 2017年6月
研究ノート 住民自治の避難所運営-熊本地震の地域拠点の実際と教訓 単著 『社会福祉研究所報』第45号 熊本学園大学付属社会福祉研究所 65-82 2017年3月
調査研究 ★スウェーデン調査報告③ 連帯をいかに取り戻すか:移民と失業の増大の中で 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年9月号 くまもと地域自治体研究所 4-5 2019年9月
調査研究 ★スウェーデン調査報告② 障害者の就労支援に学ぶ 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年8月号 くまもと地域自治体研究所 4-5 2019年8月
調査研究 ★スウェーデン調査報告①「連帯を促す政策」をたずねて 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年7月号 くまもと地域自治体研究所 4-5 2019年7月
調査研究 「生活再建なき仮設退去」―益城町のみなし仮設1,558世帯の実態 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年9月号 1-3 2019年6月
その他 コロナ禍における災害支援の経験から「対話する社会」への提言 単著 『暮らしと自治 くまもと』2021年7月号 くまもと地域自治体研究所 4-5 2021年7月
その他 野菜スープとコロナ重症化予防ー前田浩先生に学ぶ 単著 『暮らしと自治 くまもと』2021年1月号 10-11 2021年1月
その他 被災者の生活再建こそ(第3報)ー「コロナ規制」「杓子定規」を越えて 単著 『暮らしと自治 くまもと』2020年12月号 3-4 2020年12月
その他 被災者の生活再建と地域復興の課題(第2報)ー対話・交流の促進を 単著 『暮らしと自治 くまもと』2020年10月号 8-9 2020年10月
その他 被災者の生活状況と復旧の課題ーコロナ禍での対話・交流づくり 単著 『暮らしと自治 くまもと』2020年9月号 4- 2020年9月
その他 社会問題の認識の劣化ー熊本県社協・コロナ特例貸付の「一律線引き」 単著 『暮らしと自治 くまもと』2020年7月号 5- 2020年7月
その他 熊本地震のみなし仮設住民の孤立-交流と自治を育む政策こそ 単著 『暮らしと自治 くまもと』2019年4月号 1-3 2019年4月
その他 受診をガマンしている被災者の生活実態 共著 『暮らしと自治 くまもと』2019年4月 4-5 2019年4月
その他 被災者の健康問題-「どぎゃんかせんば」 単著 『くまもと わたしたちの福祉』第73号 8-9 2018年7月
その他 仮設入居期限の打ち切り問題-熊本市のみなし仮設66世帯 単著 『暮らしと自治 くまもと』2018年4月号 6- 2018年4月
その他 障害のある人たちの権利と社会保障のこれから-障害者権利条約の水準を実現するために 単著 『暮らしと自治 くまもと』2015年5月号 1-3 2015年5月
その他 障害者の雇用・所得保障の課題と展望―グローバル・スタンダードを踏まえて 単著 『暮らしと自治 くまもと』2014年5月号 1-3 2014年5月
その他 対話的学びの試み―私の授業改革 単著 『くまもと わたしたちの福祉』第62号 8-9 2013年1月
その他 保護者会ってなぜあるの? 単著 『ちいさいなかま』2011年7月 No .561 28-33 2011年7月
その他 国保世帯の生活と健康―熊本市での実態調査から 単著 『暮らしと自治 くまもと』2011年4月号 1-3 2011年4月
その他 保育の商品化―子ども・子育て新システムの問題点 単著 『くまもと わたしたちの福祉』第58号 8-9 2011年1月
その他 暮らしに根ざした行脚と対話―住民自治のまちづくりの原点 単著 『暮らしと自治 くまもと』2010年8月号 1-3 2010年8月
寄稿 生活再建のための災害ケースマネジメントの課題 ―被災者の主体性の側面から 単著 『建築とまちづくり』No.533 新建築家技術者集団 16-19 2023年9月
寄稿 みなし仮設の孤立のなかで、交流と自治を促す施策を 単著 『住民と自治』2019年6月号、自治体問題研究所@NEWS 5- 2019年6月
寄稿 孤独死・健康問題への「二刀流」の運動を 単著 芳和会だより 117号 15- 2018年8月
寄稿 熊本地震から1年半-住民自治がいのち守る要 単著 中国新聞 2017年10月14日朝刊(今を読む) 6-6 2017年10月
その他 食と健康の危機を救う野菜スープ(取材記事) 単独 『いいね』62号(月刊『クーヨン』増刊号 クレヨンハウス) 22-23 2022年7月
著書
発行物 発行物名 著種 出版社 頁数 発行年
著書 制度から生まれる連帯の力ー普遍主義による相互承認 単著 大月書店 2024年
著書 あの人も飲んでいる 最強の野菜スープ 共著 マキノ出版(姜尚中さん他 著 前田浩博士追悼) 2022年
著書 「大量失業社会」の労働と家族生活―筑豊・大牟田150人のオーラルヒストリ― 共著 大月書店 2012年
著書 ひかり輝くなかまたち―障害の重い人を支える実践記録 共著 きょうされん重度重複部会編 萌文社 2008年
著書 障害者・家族の生活問題―社会福祉の取り組む課題とは 単著 ミネルヴァ書房 2008年
著書 住民主体の地域福祉論―理論と実践 共著 法律文化社 2008年
著書 現代日本の社会政策 共著 ミネルヴァ書房 2007年
著書 社会福祉の基礎理論(改定版)  共著 ミネルヴァ書房 (「障害者福祉」を執筆) 2006年
著書 健康・生活問題と地域福祉―くらしの場の共通課題を求めて 単著 本の泉社 2004年
学会発表
学会名 開催場所 発表内容 発表日付
第68回 熊本母親大会 くまもと森都心プラザホール 女性・子ども・障害者の貧困ー何をどう変えるかー 2023年9月18日
第25回きょうされん九州ブロック学習交流会熊本大会 特別分科会  熊本市国際交流会館 障害のある人と福祉職の労働と生活ー世界の多様な働き方と社会保障に学ぶ 2023年3月5日
第25回きょうされん九州ブロック学習交流会熊本大会 記念講演  熊本市国際交流会館 自然災害・コロナ禍から考える、 みんなが当たり前に働き選べる暮らし 〜障害のある人・家族・職員の声から〜 2023年3月4日
九州弁護士会連合会 シンポジウム 権利擁護支援における地域連携ネットワークの現状と課題 熊本市民会館 講演「地域における生活と連携ー社会福祉からみる課題」 2022年2月19日
関西学院大学 災害復興制度研究所主催 2022年復興・減災フォーラム シンポジウム「地球異変に立ち向かう〜社会再生と人間復興に向けて」 関西学院大学 パネル討論「水害からの一人一人の復興を可能にする制度づくりに向けて」小松政武雄市長、津久井進弁護士、斉藤容子主任研究員らと 2022年1月9日
日本住宅会議 2021年度総会 報告・シンポジウム オンライン コロナ禍における熊本地震5年と熊本豪雨1年の現状と課題(報告40分と質疑) 2021年12月5日
令和3年度 孤立死防止連絡会議(講義・演習) 宮崎県社会福祉協議会  つながり・支え合う地域づくりと福祉実践 ~孤立・貧困・災害の中で~ 2021年11月29日
令和3年度 防災・日本再生シンポジウム「これからの災害ボランティア・地域の支え合いー紀伊半島大水害10年とコロナ禍の経験から」 和歌山大学 災害科学・レジリエンス共創センター コロナ禍における災害ボランティア活動と地域福祉の課題と教訓 2021年11月27日
関西学院大学 災害復興制度研究所主催 全国被災地交流「円卓会議:Withコロナと災害ボランティアー立ちすくむ社会から見出す新たな繋がり」 関西学院大学 被災地からの発信(オンライン) 2021年1月9日
熊本県中小企業同友会 ダイバーシティ委員会例会 講演 オンライン 世界の多様な働き方・暮らしと社会保障に学ぶ 2020年8月26日
衆議院予算委員会 地方公聴会 意見陳述 熊本城ホール3階大会議室 みなし仮設支援・長期的生活支援など新たな被災者支援制度について 2020年2月14日
第6回 くまもと自治体学校 記念講演 嘉島町民会館 社会保障と政治を変えるためのアイデア 2019年8月17日
日本自治学会 第18回研究会 共通論題Ⅰシンポジウム「熊本地震から2年半-復興の現状と課題」 くまもと県民交流館パレア 被災者の健康・生活の実態と自治体の役割 2018年11月3日
日本社会福祉学会 九州地域部会 第59回研究大会 口頭発表 沖縄国際大学 沖縄県宮古島の労働と生活の一側面 2018年6月10日
福岡市福祉のまちづくり推進大会 記念講演 福岡市・福岡市社協主催 福岡市民会館 災害時に備えた日頃からの地域づくり―熊本地震の教訓から 2017年11月2日
第33回 日本住宅会議サマーセミナー 熊本県立大学 被災者の置かれている現状―みなし仮設住民の「震災関連疾患」の広がり 2017年8月30日
くまもと地域自治体研究所 総会記念講演 熊本学園大学 地域を変えるための 自治体の責任とは ―住民自治と普遍主義の政治・行政 2017年5月28日
京都大学公共政策大学院社会連携室 特別公開シンポジウム「災害の時代に備える 被災体験・復興の取り組みから学ぶ」 京都大学 熊本地震の避難所・仮設・地域の課題-地域福祉の視点から 2017年3月10日
日本地域経済学会 第28回大会 宮崎大学 ライフ(life)の視点からみた熊本地震の被害構造(共通論題) 2016年12月4日
熊本県社会保障推進協議会 総会 記念講演 パレア(熊本市) 熊本地震からみる社会保障・まちづくりの課題 2016年10月14日
第37回障害児・者の幸せについてのつどい 希望荘(熊本市) 障害者政策が広く国民の支持を得るには?―ナショナル・ミニマムの確立と普遍主義への政策転換がカギ 2015年10月31日
きょうされん熊本支部・くまもと地域自治体研究所 共催 講演会 ウェルパル熊本 障害のある人たちの権利と社会保障のこれから―障害者権利条約の水準を実現するために 2015年3月12日
講演 山都町浜町A地区避難訓練「つながる地域づくりプロジェクト」 山都町中央公民館 誰もが安全に安心して暮らせる地域づくり―日頃のつながりが生命を守る 2014年10月24日
第59回熊本母親大会 記念講演 森都心ビルプラザ 女性たちのいのち輝く社会保障 2014年9月15日
熊本学園大学 春期公開講座 熊本学園大学 「リスク社会」と労働・社会保障―保護されることの意味  2014年6月21日
第27回クレジット・サラ金被害者九州ブロック交流集会 in 熊本 基調講演 熊本市民会館 貧困を防ぐには?―日本の社会保障のあり方 2014年6月7日
きょうされん熊本支部・くまもと地域自治体研究所 共催 講演会 ウェルパル熊本 障害者の雇用・所得保障の課題と展望―グローバル・スタンダードを踏まえて 2014年3月14日
反貧困フェスタ・イン・熊本 基調講演 熊本市民会館 貧困の中の連帯 2013年9月16日
日本保育学会第66回大会 中村学園大学 新保育制度(子ども・子育て支援法等)とは何か-子育て家族のライフストーリーから(保育セミナー2講演) 2013年5月11日
社会政策学会第122回大会 明治学院大学 大量「失業」地域の住民の「生活」と「労働」:福岡県筑豊・大牟田地域の質的調査から―その1 2011年5月22日
産業経営研究所設立50周年記念調査研究中間報告会(第11回) 熊本学園大学本館3階特別会議室 今日の地方の失業と貧困化―筑豊と大牟田の実態調査から― 2009年6月25日
水俣学研究センター第17回定例研究会 熊本学園大学14号館3階会議室 水俣市民の健康・生活問題―実態調査からみるその階層性・地域性― 2009年4月11日
貧困問題研究会 京大会館 失業問題としての精神障害者問題―沖縄・宮古島の実態調査から 2007年10月25日
社会政策学会第111回大会 北海道大学 精神障害者と家族の生活問題の構造―社会保障・社会福祉の対象課題として― 2005年10月8日
社会活動
2023年12月~ 熊本日日新聞12月26日)年末回顧④ 親族間の死体遺棄 家庭の異変察知 難しく コメント
2023年3月~ NHKクマロク3/3 障害者施設の利用者など コロナ禍で心身の負担増が約3割(調査結果が取り上げられる)
2023年2月~ 熊本日日新聞 2月7日 不知火海沿岸「広く救済を」天草市倉岳町での水俣病調査、研究者が報告
2022年12月~ 朝日新聞 12月1日朝刊・WEB版 「水俣病、広域で健康調査を求める声」
2022年11月~ 読売新聞 11月20日 WEB版 水俣病「線引きの不合理」 救済対象外の天草・浦地区で実態調査
2022年11月~ 毎日新聞 11月18日朝刊 「水俣病被害、大学調査 救済地域外も自覚症状多く 天草 「水銀影響の可能性を推測」」
2022年11月~ AERA No.50 '22.11.28 「4センチ差で148万円差」 地震や豪雨への公的支援や保険の落とし穴 事例(高林論文の引用)とコメント掲載
2022年11月~ 熊日朝刊 11月18日 「水俣病特措法対象外の天草市倉岳町 手足のしびれ 半数訴え 住民調査」 
2022年11月~ 西日本新聞 11月18日 水俣病自覚症状 救済法対象外も 天草で実態調査 熊本学園大など
2022年6月~ 熊本日日新聞6月29日朝刊 社会面)熊本豪雨2年 被災者の困り事 記録集に 学園大生 人吉市で聞き取り
2021年12月~ 熊本日日新聞12月20日朝刊)自宅散乱 あの時のまま 障害のある70代姉妹「被災なし」で孤立(取材協力・コメント)
2021年7月~ 人吉新聞7月10日)熊本豪雨1年の教訓 災害専門ボランティアとの連携を(寄稿)
2021年7月~ メディア出演 7/13) NHKクローズアップ現代+ 「取り残された被災者」を救えるか?
2021年5月~ 熊本日日新聞5月3日朝刊)新型コロナ、「生存権」脅かす きょう憲法記念日 生活困窮者、県内で増加(コメント掲載)
2021年4月~ メディア出演4/16)サンテレビ 熊本地震「本震」きょうで5年 熊本の現状は? インタビュー
2021年3月~ 中国新聞3/31)「支え合い」9センター閉鎖 西日本豪雨で広島県内13市町が設立(コメント掲載)
2021年3月~ メディア出演3/2)NHKクマロク! 令和2年7月豪雨 被災地からの声 取材・撮影協力、コメント
2021年2月~ 熊本日日新聞2月4日朝刊)コロナ影響、ボランティア1月はゼロ 熊本豪雨被災地、苦悩続く コメント
2021年2月~ メディア出演2/5)NHKクマロク!7月豪雨 被災者支援 専門家に聞く
2021年1月~ 朝日新聞朝刊1/17)阪神大震災26年 コロナ下の災害支援 難題(取材協力・コメント掲載)
2021年1月~ 熊本日日新聞1月27日朝刊)社説=「みなし仮設」主流に 孤立させないサポートを(社説に研究内容が引用)
2021年~ 一般財団法人 バイオダイナミック研究所 理事
2020年11月~ 熊本日日新聞11/20朝刊)インタビュー 再興 あなたに聞きたい 地域の福祉資源と連携を
2020年9月~ 熊本日日新聞9月3日朝刊1面トップ)熊本豪雨、在宅避難者へ届かぬ支援(取材協力・コメント)
2020年8月~ メディア出演)MBSラジオ「ネットワーク1・17」8/23放送「コロナ禍の豪雨災害〜奮闘する地元学生ボランティア」
2020年6月~ 熊本日日新聞6月17日朝刊)住居確保給付金急増 コロナで対象拡大 /「住宅手当」創設を(コメント)
2020年6月~ 山陽新聞朝刊6/17)西日本豪雨災害から復興へ 識者に聞く 伴奏型支援定着の鍵「官民で共有し孤立防げ 」
2020年4月~ 2021年3月 菊陽町総合計画策定審議会委員
2020年4月~ メディア出演4/28)KKTニュース コロナ特例貸付不受理で「社協は審査基準緩和を」
2020年4月~ 朝日新聞4月22日朝刊)熊本地震4年 復興住宅 孤独と隣り合わせ コミュニティーづくり急務(コメント)
2020年4月~ 荒尾市社会福祉協議会 理事
2020年2月~ 熊本日日新聞2月15日朝刊)知事ら、復興支援求める 衆院予算委員会 県内初の公聴会 平成28年熊本地震(公聴会における発言の引用)
2019年8月~ 熊本日日新聞8月16日朝刊)社説=仮設入居者減少 生活再建へさらに支援を(コメント掲載)
2019年8月~ 熊本日日新聞8月14日朝刊)生活再建へ施策充実を 熊本学園大の高林秀明教授に聞く 医療費免除や家賃補助 平成28年熊本地震(インタビュー記事)
2019年4月~ 西日本新聞4月13日朝刊)生活・健康「悪化」3割超 益城町みなし仮設 「退去後支援 法整備を」(記者発表記事)
2019年4月~ 熊本日日新聞4月14日朝刊)熊本地震3年特集=教訓をあしたへ 助け合いの心で 第8回シンポジウム 支え合おう熊本・熊本地震復興再生会議(発言掲載)
2019年4月~ メディア出演4/11)NHKクローズアップ現代+ みなし仮設の生活実態のデータ作成・分析・解説https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4269/index.html
2019年2月~ 河北新報2月15日朝刊)「みなし孤立 支援届かず」(インタビュー記事)
2019年1月~ メディア出演1/18)NHK熊本「くまもとの風」 みなし仮設 退去後の厳しい現実
2018年4月~ 朝日新聞withnews4/12)「親戚にも住所、教えきらんとよ」熊本地震、アイデンティティの危機(インタビュー)
2018年4月~ メディア出演4/16)熊本朝日放送「熊本地震2年 復興の道のり」生放送 16時台スザンヌさんとゲスト、18時台ニュース出演でコメント
2017年4月~ メディア出演4/15)NHK週刊ニュース深読み 熊本地震から1年 避難生活どう支える?(渋谷スタジオから生放送、室崎益輝先生・SHELLYさんらと)
2016年12月~ 熊本日日新聞12月24日朝刊)住民主導、運営スムーズ 避難所の尾ノ上小学校(熊本市)の場合 本震翌日、自主組織スタート 平成28年熊本地震(コメント掲載)
2016年10月~ 神戸新聞10/16) 熊本地震半年 防げ孤独死「阪神・淡路」に学ぶ(インタビュー記事)
2016年7月~ 益城町復興計画 くらし復興専門部会
2012年4月~ 2013年4月 菊陽町社会福祉協議会地域福祉活動計画策定員会委員長
2012年4月~ (NPO法人)くまもと地域自治体研究所理事(現在に至る)
2012年4月~ (NPO法人)でんでん虫の会理事(現在に至る)
2011年10月~ 熊本日日新聞10月8日朝刊)Newsインタビュー=水俣病一時金の取り扱い 熊本学園大学准教授の高林秀明さん 生活保護と補償の並立は可能
2010年4月~ 熊本市国保をよくする会代表(現在に至る)
2009年4月~ 2013年3月 熊本市社会福祉協議会地域福祉活動計画推進委員会委員長
その他、自治体や社会福祉協議会の総合計画や地域福祉(活動)計画づくりに参加、新聞・テレビ等の各種メディアでのコメント・インタビュー等多数
所属学会
社会政策学会、日本社会福祉学会、日本地域経済学会
受賞状況
2021年3月 熊本大学大学院修了式 社会文化科学教育部 学位記受領代表(博士課程)
助成関係
助成区分 課題名 助成期間 助成額
行政(国・地方自治体) 国立民族学博物館共同研究(一般) 新領域開拓型 「被傷性の人類学/人間学」 2021年10月~ 2024年3月
行政(国・地方自治体) 科学研究費補助金 基盤研究(B)(分担)「今日の貧困の質的研究‐貧困地域の調査から」 2007年4月~ 2010年3月
行政(国・地方自治体) 科学研究費補助金 若手研究(B)「重複障害に対応する社会福祉制度サービスのあり方に関する研究」 2006年4月~ 2008年3月 ¥3,000,000
役職
2024年4月1日~ 2026年3月31日 社会福祉学部長
2022年4月1日~ 2024年3月31日 社会福祉学部長
2014年4月1日~ 2016年3月31日 第一部社会福祉学科長

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