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研究者情報

田中　悠介  TANAKA Yusuke

博士（人間・環境学） / 講師 / 経済学部　リーガルエコノミクス学科  

学歴
2021年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程　研究指導認定退学
職歴
2021年 福岡大学教務部共通教育ｾﾝﾀｰ外国語講師（2025年3月まで）
2025年 熊本学園大学 経済学部 講師（～現在に至る）
専門分野
心理言語学、認知言語学、コーパス言語学
研究課題
心理実験的手法による言語理解時の他者視点取得を促進する言語的要因の解明
学部教育担当科目
英語ⅠA
英語ⅡA
英語ⅠB
英語ⅡB
論文
発行物 発行物名 著種 雑誌名・巻号 頁数 発行年
論文 The KISTEC：日本の大学生の発話ﾃﾞｰﾀに基づく英語学習者話し言葉ｺｰﾊﾟｽの構築 共著 『言語処理学会第31回年次大会発表論文集』 83-88 2025年3月
論文 科学的意味論と現象学的意味論：認知言語学における二つの意味観に関する試論 共著 『言語科学論集』30 1-34 2024年12月
論文 Projective and attentional empathy: Two types of empathy in cognitive linguistics 単著 『KLS Selected Papers 6: Selected Papers from the 48th Meeting of The Kansai Linguistic Society』6 287-299 2024年6月
論文 ﾒﾝﾀﾙ･ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝにおける他者視点の取得と認知的共感 単著 『日本認知言語学会論文集』24 47-59 2024年3月
論文 英語学習者の発話にみられる非流暢性に関する考察：自己訂正と反復・ﾌｨﾗｰの関係性 共著 『言語処理学会第30回年次大会発表論文集』 3166-3170 2024年3月
論文 Self-split during mental simulations 単著 『Papers from the 23rd National Conference of the Japanese Cognitive Linguistics Association』23 71-83 2023年4月
論文 Empathy and cognitive linguistics: How empathy factors are involved in language 単著 『Papers from the 21st National Conference of the Japanese Cognitive Linguistics Association』21 174-183 2021年4月
論文 How do individuals comprehend linguistic empathy? Conferring salience versus adopting a perspective 単著 『Journal of Cognitive Linguistics: The Journal of the Japanese Cognitive Linguistics Association』5 53-68 2020年8月
論文 Semantic property in scrambled constituents: The case of objects in Japanese transitive clauses 単著 『KLS Selected Papers 2: Selected Papers from the 44th Meeting of The Kansai Linguistic Society』2 149-160 2020年6月
論文 Abductive resolution for presuppositions of ‘again’: Reinterpretation of context with temporal information 共著 『Proceedings of the Twenty-Sixth Annual Meeting of the Association for Natural Language Processing』 669-672 2020年3月
論文 第二言語の発話における自己訂正と学習者の習熟度の関連性 共著 『言語処理学会第25回年次大会発表論文集』 982-985 2019年3月
論文 Whose perspective do language comprehenders adopt during motor simulations? 単著 『Papers in Linguistic Science』24 99-109 2018年12月
論文 接続助詞ｹﾄﾞの用法に関する一考察 単著 『日本認知言語学会論文集』17 185-197 2017年4月
著書
発行物 発行物名 著種 出版社 頁数 発行年
著書 Advantages of the mood account: The first-person constraint on Japanese verbs and adjectives denoting psychological states 分担 『福岡言語学会50周年記念論文集』（開拓社） 2024年3月
著書 事態把握の選好性に対する理論的および認知科学的検討 分担 『認知言語学論考 No.17』（ひつじ書房） 2023年11月
著書 終助詞の発話意図明示機能：「よ」と「ね」を手がかりとして 分担 『言語進化学の未来を共創する』（ひつじ書房） 2022年10月
学会発表
学会名 開催場所 発表内容 発表日付
The 50th Japan Association for Language Teaching (JALT) International Conference 静岡県ｺﾝﾍﾞﾝｼｮﾝｱｰﾂｾﾝﾀｰ Do fillers enhance or decrease L2 speaker fluency? 2024年11月16日
日本認知科学会第41回大会 東京大学 言語理解時に感情価はｼﾐｭﾚｰｼｮﾝされているか 2024年10月12日
英語ｺｰﾊﾟｽ学会第50回大会 青山学院大学 日本人英語学習者の発話におけるﾌｨﾗｰの生起位置と習熟度の関係性 2024年10月6日
日本心理学会第88回大会 熊本城ﾎｰﾙ Influence of Japanese sentence-final particles and autism-spectrum tendencies on perspective-taking in mental simulations 2024年9月6日
日本語学会2024年度春季大会 東京外国語大学 なぜ日本語二重目的語構文の基本語順は動詞によって異なるのか 2024年6月2日
英語ｺｰﾊﾟｽ学会第49回大会 関西大学 日本語を母語とする英語学習者が使用するﾌｨﾗｰの分析：習熟度との関連性および英語母語話者との比較から 2023年9月9日
第24回日本認知言語学会 桜美林大学 ﾒﾝﾀﾙ･ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝにおける他者視点の取得と認知的共感 2023年9月3日
関西言語学会第48回大会 ｵﾝﾗｲﾝ Projective empathy and attentional empathy: The two types of empathy in cognitive linguistics 2023年6月10日
日本語学会2023年度春季大会 青山学院大学 感情等を表す動詞および形容詞の人称制限におけるﾑｰﾄﾞ説の優位性 2023年5月20日
2022年度福岡言語学会第3回例会 ｵﾝﾗｲﾝ 事態把握の選好性に対する理論的および認知科学的検討 2022年12月17日
第23回日本認知言語学会 ｵﾝﾗｲﾝ Self-split during mental simulations 2022年9月3日
英語ｺｰﾊﾟｽ学会第46回大会 ｵﾝﾗｲﾝ 大学生を対象とする英語ｽﾋﾟｰｷﾝｸﾞﾃｽﾄの回答音声に基づくｺｰﾊﾟｽ構築 2020年10月3日
第21回日本認知言語学会 ｵﾝﾗｲﾝ Empathy and cognitive linguistics: How empathy factors are involved in language 2020年9月5日
関西言語学会第45回大会 ｵﾝﾗｲﾝ Subjective and objective construal of the Japanese benefactive auxiliary verb kureru 2020年6月14日
応用哲学会第12回年次研究大会 ｵﾝﾗｲﾝ 「意味」を科学する：認知言語学の観点から 2020年4月26日
The 15th International Cognitive Linguistics Conference 関西学院大学 How do people understand linguistic empathy? The case of Japanese giving verbs 2019年8月10日
関西言語学会第44回大会 関西大学 Semantic property in scrambled constituents: The case of objects in Japanese transitive sentences 2019年7月14日
第17回日本認知言語学会 明治大学 接続助詞ｹﾄﾞの用法に関する一考察 2016年9月11日
社会活動
2023年11月～ 福岡大学市民ｶﾚｯｼﾞ「ことばの雑学：意味と形式の科学」講師
2023年7月～ 福岡大学付属若葉高等学校ｲﾝｸﾞﾘｯｼｭ･ｻﾏｰｷｬﾝﾌﾟ講師
所属学会
日本認知言語学会、日本心理学会、日本認知科学会、英語ｺｰﾊﾟｽ学会、言語処理学会
助成関係
助成区分 課題名 助成期間 助成額
行政（国・地方自治体） 心理実験的手法による言語理解時的の他者視点取得を促進する言語要因の解明 2025年4月～ 2028年3月 ¥2,470,000
その他 ﾒﾝﾀﾙ･ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝにおける他者視点の取得 2023年4月～ 2024年3月 ¥220,000
行政（国・地方自治体） 英語ｽﾋﾟｰｷﾝｸﾞﾃｽﾄの採点効率化に向けたTask Achievementの解明 2022年4月～ 2026年3月 ¥4,160,000
行政（国・地方自治体） 日本の大学生によるCBT英語ｽﾋﾟｰｷﾝｸﾞﾃｽﾄ回答音声ﾃﾞｰﾀに基づくｺｰﾊﾟｽ構築 2019年4月～ 2022年3月 ¥4,290,000
資格免許
高等学校教諭一種免許状（英語）、日本語教育能力検定試験

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