フォントサイズ:
研究者情報

髙橋 春人  TAKAHASHI Haruto

博士(学術) / 講師 / 外国語学部 東アジア学科  

学歴
2011年 韓国外国語大学校 師範大学 韓国語教育科 卒業
2014年 東京外国語大学 総合国際学研究科 言語文化専攻(博士前期課程)修了
2021年 東京外国語大学 総合国際学研究科 言語文化専攻(博士後期課程)修了
職歴
2016年 日本学術振興会特別研究員DC2(~2018年)
2020年 東京外国語大学 オープンアカデミー 講師(~ 2023年)
2021年 群馬大学 非常勤講師(~2023年)
2021年 神田外語大学 非常勤講師(~2024年)
2023年 法政大学 兼任講師(~ 2024年)
2024年 熊本学園大学 外国語学部 講師(~現在)
専門分野
韓国語学
研究課題
韓国語の歴史を研究している。これまでは、主に15世紀以降にハングルで書かれた文献を扱い、テンス・アスペクトに関わる形式や、用言語尾の用法について研究してきた。今後は、手書きの文献や、借字表記資料、19世紀における言語の変化なども扱っていきたい。さらに、朝鮮から中国に赴いた人々が残した「燕行録」(洪大容の『乙丙燕行録』など)の研究を行い、それらの日本語への翻訳にも取り組みたいと考えている。
学部教育担当科目
韓国語単文読解Ⅱ/韓国語長文読解、韓国語聞き取りⅡ/生活韓国語聞き取り、
放送韓国語聞き取り/韓国語聞き取り演習、韓国語史Ⅰ/韓国語史Ⅱ
論文
発行物 発行物名 著種 雑誌名・巻号 頁数 発行年
論文 近世朝鮮語の過去を表す接辞について 単著 東京外国語大学博士学位論文 2024年3月
論文 近世朝鮮語の一人称主語と ‘-더-’の使用について 単著 『朝鮮語研究』10 83-109 2023年10月
論文 18世紀近世朝鮮語の過去と関わる形式について―『種徳新編諺解』の分析― 単著 『言語・地域文化研究』24 177-194 2018年1月
論文 『老乞大新釋諺解』와『朴通事新釋諺解』에 記入된 聲點에 對하여(『老乞大新釈諺解』と『朴通事新釈諺解』に記入された声点について) 単著 『譯學과 譯學書』7 109-129 2016年12月
論文 『順天金氏墓出土簡札』の年代および前後関係の推定 単著 『言語・地域文化研究』22 387-388 2016年1月
論文 15世紀朝鮮語動詞のアスペクト的クラス 単著 『朝鮮語研究』6 195-238 2015年3月
学会発表
学会名 開催場所 発表内容 発表日付
第270回朝鮮語研究会 オンライン開催 近世朝鮮語における一人称主語と‘-더-’の使用について 2021年12月11日
第二屆新世代韓國學研究者國際學術會議 台湾国立政治大学(台湾、台北) 근대 한국어의 과거를 나타내는 몇 가지 형식의 용법에 대하여(近代韓国語の過去を表すいくつかの形式の用法について) 2019年6月1日
第67朝鮮学会 天理大学 過去と関連のある近世朝鮮語の形式について 2016年10月2日
第247回朝鮮語研究会 東京大学 近世朝鮮語文献における過去を表す形式の用法について 2016年2月13日
第66回朝鮮学会 天理大学 近世朝鮮語の「時相」に関する言語学・文献学的研究序論 2015年10月4日
第7回国際訳学書学会国際学術会議 成均館大学校(大韓民国、ソウル) 『老乞大新釋諺解』와『朴通事新釋諺解』에 記入된 聲點에 對하여(『老乞大新釈諺解』と『朴通事新釈諺解』に記入された声点について) 2015年8月1日
第242回朝鮮語研究会 東京外国語大学本郷サテライト 『老乞大新釈諺解』に記入された声点について 2015年2月20日
第238回朝鮮語研究会 東京外国語大学本郷サテライト 中期朝鮮語動詞のアスペクト的クラス 2013年11月30日
所属学会
朝鮮語研究会、国際訳学書学会、朝鮮学会
資格免許
韓国語教員2級(韓国文化体育観光部)、栄養士

| ページトップ |