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研究者情報

岡部 造史  Hiroshi Okabe

博士 / 教授 / 社会福祉学部 福祉環境学科  

学歴
1991年 金沢大学文学部史学科(西洋史学履修コース)卒業
1999年 フランス・リール第三大学に留学(~2002年)
2004年 東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程 単位取得満期退学
2006年 博士(史学) 東京都立大学の学位取得
職歴
2006年 武蔵野大学ほか 非常勤講師
2010年 熊本学園大学社会福祉学部准教授
2021年 熊本学園大学社会福祉学部教授(現在に至る)
専門分野
西洋史(フランス近現代史)
研究課題
19世紀フランス福祉史研究 -貧民救済の問題を中心に-
学部教育担当科目
西洋史概論
教職外国史
歴史のなかの福祉 など
大学院教育担当科目
西欧社会福祉史専門研究
論文
発行物 発行物名 著種 雑誌名・巻号 頁数 発行年
フランス福祉史研究の基盤的組織に関する試論ー「社会保障史委員会」(1973~2022年)ー 単著 『社会関係研究』第29巻第2号 熊本学園大学社会関係学会 15-39 2024年3月
フランスにおける近年の福祉史研究に関する試論ー『社会保護史雑誌』の事例から(2008~2021年)ー 単著 『社会関係研究』第28巻第1号 熊本学園大学社会関係学会 63-87 2022年10月
19世紀フランスの公益質屋制度ーその福祉としての役割をめぐってー 単著 『歴史学研究』第986号 歴史学研究会 1-15 2019年8月
フランスにおける児童保護と家族政策の形成ー1913年多子家族法の成立をめぐってー 単著 『北陸史学』第62号 北陸史学会 1-22 2014年9月
フランス母子保護制度の形成における民間事業と国家政策―ギュスターヴ・ドロンの活動を通じて(1889~1930年)― 単著 『社会関係研究』第19巻第2号 熊本学園大学社会関係学会 27-54 2014年3月
フランスにおける児童労働規制の展開(1874~1914年)―ノール県の事例から― 単著 『社会経済史学』第78巻第4号 社会経済史学会 89-108 2013年2月
著書
発行物 発行物名 著種 出版社 頁数 発行年
著書 社会経済史学会編『社会経済史学事典』(「児童福祉」の項目を担当) 共著 丸善出版 284-285 2021年6月
著書 中野隆生・加藤玄編『フランスの歴史を知るための50章』(第37章「第三共和政の成立と展開」及び[コラム7]「社会福祉政策の形成」を担当) 共著 明石書店 263-270 2020年5月
著書 フランス第三共和政期の子どもと社会一統治権力としての児童保護 単著 昭和堂 2017年3月
著書 三時眞貴子ほか編『教育支援と排除の比較社会史ー「生存」をめぐる家族・労働・福祉ー』(コラム3「職業教育の危機とその対応 19世紀フランス青少年支援事業「パトロナージュ」」を担当) 共著 昭和堂 232-233 2016年10月
著書 杉本淑彦/竹中幸史編『教養のフランス近現代史』(第10章「「ベル・エポック」から第一次世界大戦へ」を担当) 共著 ミネルヴァ書房 157-171 2015年6月
著書 橋本伸也・沢山美果子編『保護と遺棄の子ども史』(第4章「統治権力としての児童保護」を担当) 共著 昭和堂 129-152 2014年6月
著書 高田実・中野智世編『近代ヨーロッパの探究15 福祉』(コラム「フランスにおける保育所の誕生」を担当) 共著 ミネルヴァ書房 152-153 2012年9月
著書 中野隆生・中嶋毅編『文献解説 西洋近現代史3 現代の欧米世界』(第5章第4節「ヨーロッパ統合」担当) 共著 南窓社 82-84 2011年11月
学会発表
学会名 開催場所 発表内容 発表日付
社会経済史学会九州部会/経営史学会西日本部会合同部会(1月例会) 福岡大学(ハイブリッド方式) 19世紀フランス貯蓄金庫の歴史的位置ー福祉の観点からー 2024年1月27日
2022年度文教大学生活科学研究所研究報告会 オンライン開催(文教大学越谷校舎) フランス福祉史研究の一側面ー「社会保障史委員会」の活動からー 2022年12月17日
2021年度文教大学生活科学研究所研究報告会 オンライン開催(文教大学越谷校舎) 西欧近代福祉における「自助」の位置ー19世紀フランスにおける貯蓄金庫制度の検討ー 2021年12月18日
2020年度文教大学生活科学研究所研究報告会 オンライン開催(文教大学越谷校舎) 革命と社会福祉ーフランス二月革命の事例からー 2020年12月12日
2019年度文教大学生活科学研究所研究報告会 文教大学越谷校舎 西欧近代における防貧事業の展開―フランスの貯蓄金庫の事例から― 2019年12月14日
比較教育社会史研究会2018年秋季例会プログラム JEC日本研修センター江坂 19世紀フランス社会福祉における統治権力-児童保護を中心に- 2018年12月16日
文教大学生活科学研究所2018年度 研究報告会 文教大学 越谷キャンパス 歴史における福祉と統治-19世紀フランスの事例から- 2018年12月15日
第177回(再編第52回)関西フランス史研究会例会 京都大学楽友会館 「貧民の銀行」-19世紀フランスにおける公益質屋制度の展開- 2018年4月21日
日仏歴史学会第7回研究大会 明治大学 駿河台キャンパス 19世紀フランス社会福祉史の再検討-公益質屋を事例として- 2018年3月28日
「日米欧の福祉社会づくりと渋沢栄一」第4回研究会  日仏会館 19世紀フランス社会福祉と世紀中葉パリの「慈善」-渋沢栄一の見た「知られざるパリ」- 2017年12月15日
文教大学生活科学研究所 2017年度研究報告会 文教大学 19世紀西欧都市における貧民救済の実践-パリにおける「慈善」の諸相- 2017年12月9日
2016年度文教大学生活科学研究所研究報告会 文教大学越谷校舎 19世紀フランス社会福祉実践の具体例-公益質屋の場合- 2016年12月10日
2015年度文教大学生活科学研究所研究報告会 文教大学越谷校舎 近現代フランスにおける児童保護の展開-福祉国家形成との関連で- 2015年12月19日
2014年度文教大学生活科学研究所研究報告会 文教大学越谷校舎 西洋近代史のなかの青少年「支援」ー19世紀フランスの「パトロナージュ」の事例からー 2014年12月20日
社会経済史学会九州部会2014年1月例会 福岡大学七隈キャンパス フランスにおける家族政策の起源―1913年多子家族扶助法と児童保護実践― 2014年1月25日
2013年度文教大学生活科学研究所研究発表会 文教大学越谷校舎 フランス母子保護制度における民間事業と国家政策―ギュスターヴ・ドロンの活動から(1889~1930年)― 2013年12月21日
2012年度文教大学生活科学研究所研究報告会 文教大学越谷校舎 児童保護と家族手当制度―20世紀前半フランスの事例から― 2012年12月15日
北陸史学会第54回大会 石川県立歴史博物館 第三共和政期フランス・ノール県における児童労働規制の展開過程 2012年11月25日
2011年度文教大学生活科学研究所研究発表会 文教大学越谷校舎 20世紀前半フランスの民間母子保護事業に関する予備的考察―トゥルコワン市長G.ドロンと「乳幼児保護事業団」― 2011年12月17日
関西フランス史研究会第149回例会 京大楽友会館 フランスにおける児童労働規制の展開(1874-1914年)―ノール県の事例から― 2011年4月16日
所属学会
日本西洋史学会、公益財団法人史学会、歴史学研究会、社会経済史学会、日仏歴史学会、日仏教育学会、社会事業史学会、北陸史学会、九州西洋史学会
受賞状況
2017年10月 日仏教育学会 学術賞 (著書『フランス第三共和政期の子どもと社会 統治権力としての児童保護』に対して)
助成関係
助成区分 課題名 助成期間 助成額
学内 熊本学園大学学術研究助成「19世紀フランスの貧民救済に関する歴史的研究-公益質屋の検討を中心に-」 2017年6月~ 2018年3月 ¥500,000
行政(国・地方自治体) 科学研究費補助金(基盤研究(C))「フランス児童福祉政策の展開に関する歴史的研究(1870年-1940年)」 2010年4月~ 2013年3月 ¥1,950,000

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